日頃から格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼申し上げます。
この修正版では、2007年1月にリリースされたバージョン1.1.0.0で確認された不具合への修正が行われています。
SPREAD for .NET の動作不正のため、ユーザーの皆さまに大変ご不便をおかけいたしましたことを深くお詫び申しあげます。
弊社では、社員が一丸となり、製品の安定を目指して一層の努力を傾注する所存でございます。今後ともご愛顧のほど、何とぞよろしくお願い申しあげます。
グレープシティ株式会社
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修正版はLHA形式で圧縮されたファイル(SpreadNETWin_20070914_patch.lzh)にて提供されます。
これを解凍可能なツールで解凍すると、下記の2つのファイルを含むSpreadNETWin_20070914_patch というフォルダが作成されます。
・SpreadNETWin_20070914_patch.EXE
・ReleaseNote_1110_patch.htm
また本修正版で追加・更新される主なファイルは以下の通りです。
| ファイル名 |
説明 |
| FarPoint.Win.SpreadJ.dll |
本体アセンブリ Assembly version: 1.1.1.0 ファイルバージョン: 1.1.1.0 更新日付:
2007年09月14日 |
| FarPoint.Win.dll |
共通アセンブリ Assembly version: 1.1.2.0 ファイルバージョン: 1.1.2.0 更新日付:
2007年09月14日 |
| Farpoint.CalcEngine.dll |
共通アセンブリ Assembly version: 1.1.3.0 ファイルバージョン: 1.1.3.0 更新日付:
2007年09月14日 |
| FarPoint.Excel.dll |
共通アセンブリ Assembly version: 1.1.5.0 ファイルバージョン: 1.1.5.0 更新日付:
2007年09月14日 |
| FarPoint.PluginCalendar.WinForms.dll |
プラグインカレンダーDLL Assembly version: 1.1.6.0 ファイルバージョン: 1.1.6.0 更新日付:
2007年09月14日 |
| FarPoint.Win.Spread.DesignJ.dll |
SPREADデザイナアセンブリ Assembly version: 1.1.1.0 ファイルバージョン: 1.1.1.0 更新日付:
2007年09月14日 |
| FarPoint.SpreadWrapperJ.dll |
SPREADラッパーDLL Assembly version: 1.1.1.0 ファイルバージョン: 1.1.1.0 更新日付:
2007年09月14日 |
| FarPoint.Win.Spread.HxS |
ヘルプファイル 更新日付:
2007年09月14日 |
| SpWinJ.chm |
HTMLヘルプファイル 更新日付:
2007年09月14日 |
修正版の適用方法については「修正版の適用方法」の項目をご参照下さい。
■ 注記 ■
- 本修正版を Visual Studio .NET 2002 の環境で使用する場合は、.NET Framework 1.0 のサービスパック3以上がインストールされている必要があります。
解凍したファイルに対し、以下の手順でセットアップを行うことをお勧めします。
- Visual Studio .NETの[ツール]-[ツールボックスのカスタマイズ]-[.NET Frameworkコンポーネント]で、対象となるコンポーネント「FarPoint.Win.SpreadJ」のチェックボックスを OFF (解除)にし、Visual Studio .NETを終了します。
- 修正版セットアップ(SpreadNETWin_20070914_patch.EXE)を実行します。
- Visual Studio .NETの[ツール]-[ツールボックスのカスタマイズ]-[.NET Frameworkコンポーネント]で、対象となるコンポーネント「FarPoint.Win.SpreadJ(1.1.1.0)」のチェックボックスを ON (登録)にし、Visual Studio .NETを終了します。
以下に、
SPREAD for .NETに関する既知の問題と制限事項について説明します。このリリースノートの他の情報と合わせて、
SPREAD for .NETを活用していただく一助となれば幸いです。
全般
- 本バージョン(1.x.x.x)はVisual Studio .NET 2002およびVisual Studio .NET 2003専用コントロールです。Visual Studio 2005環境ではご利用いただけません。
- 標準型セルに数値だけを入力した場合、数値書式が適用されます。
例、「12345」→「12,345」、「001」→「1」となります。
- 最大行、最大列を超えた範囲のセルを連結した場合は、最大行数と最大列数を変更しても常に最大行・最大列まで連結されます。
- セルの編集時にKeyDown、KeyPress、KeyUpイベントは発生しません。
次のように、編集中のエディター(EditingControl)にマッピングすることで、これらのイベントを発生させることができます。
Private Sub FpSpread1_EditModeOn(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles FpSpread1.EditModeOn
Dim KeyDownHandler As System.Windows.Forms.KeyEventHandler = AddressOf FpSpread1_KeyDown
AddHandler FpSpread1.EditingControl.KeyDown, KeyDownHandler
End Sub
Private Sub FpSpread1_EditModeOff(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles FpSpread1.EditModeOff
Dim KeyDownHandler As System.Windows.Forms.KeyEventHandler = AddressOf FpSpread1_KeyDown
RemoveHandler FpSpread1.EditingControl.KeyDown, KeyDownHandler
End Sub
- コントロールのデフォルトフォントは親オブジェクト(通常はフォーム)の設定から継承されます。また、FpSpreadオブジェクトに対してフォントの設定を行なった場合は、ヘッダ、セルおよびシートタブの各部分のデフォルトのフォントに使用されます。
- 編集中セルにおける左右矢印キーは、セル内におけるキャレット移動のみを行います。列方向へのアクティブセル移動を行うことはできません。
- 編集中のセルの値は常に上揃えで表示されます。また、編集中のセルでの入力は常に挿入モードとなります。
- 編集セル/非編集セルでは文字ピッチが異なる場合があります。SPREADでは、編集中のセルにて専用のエディタコントロール(EditingControl)を利用しますが、
ここではOSが提供するエディタクラスを使用しています。一方、非編集セルでの文字列描画の際には.NET Frameworkより提供されているSystem.Drawing.GraphicsクラスのDrawStringメソッド呼び出し等
を行っていますが、これらの相違を製品側にて吸収することはできません。(SPREAD for .NETは.NET専用のマネージコードで開発されたコンポーネントです)
- オペレーションモードを「通常(Normal)」または「行選択(RowMode)」に定義している場合、アクティブセルの背景色は選択色として表示されません。これら二つのモードはユーザーからのセル入力を許可しているため、入力可能なセル(アクティブセル)を視覚的に区別しています。
- シートのスクロールは行(または列)単位で行われます。
- 水平(垂直)スクロールバーを非表示にする場合は、FpSpreadクラスのHorizontalScrollBarPolicy(VerticalScrollBarPolicy)プロパティに対して表示ポリシーを設定してください。
- シート上にフォーカスが存在する場合にはSPREADコントロールのKeyイベントを利用してください。(FormのKeyイベントでは取得出来ない場合があります)
- セルが編集中の場合や常時入力モード(EditModePermanentプロパティ=True)を定義している場合、[F10]キー押下による SPREADのKeyDownイベントが発生しないことがあります。 Windowsでは[F10]キーを[Alt]キーと同機能(メニューバーをアクティブにする)として使っており、SPREAD側ではこの動作を制御することができません。
- SetActiveCellメソッド呼び出しによるセルの移動を行った場合、LeaveCellイベントおよびEnterCellイベントは発生しません。これらのイベントはシート上のユーザー操作によるセル移動時のみ発生します。また、SPREADコントロールから他のコントロールへフォーカスが遷移した場合、シート上ではセル移動が行われていないためLeaveCellイベントは発生しません。
- GetPreferredColumnWidthメソッド呼び出し時、折り返し表示(ワードラップ:WordWrapプロパティがTrue)が設定されているセルデータの幅は取得の対象外となります。
そのため、本メソッド呼び出し時にはWordWrapプロパティをFalseに設定しワードラップを無効にしておく必要があります。
また.NET Frameworkより提供されるGraphics.MeasureStringメソッド呼び出しによる文字列サイズの計測を行う方法もあります。詳細についてはMSDNライブラリをご参照ください。
- SPREAD for .NET Web Forms版と同じ環境にインストールした場合、Farpoint.CalcEngine.dllとFarpoint.Excel.dllはWeb Forms版との共通モジュールであるため、Web Forms版で使用するバージョンがプロジェクトの参照設定に追加されることがあります。この場合は参照設定を手動で修正してください。
- VSS(Visual Source Safe)によるソース管理を行う場合、プロジェクトに必要なライセンスファイル(licenses.licx)の扱いには十分に注意する必要があります。
例えば「最新情報の取得」や「チェックイン/アウト」が適切に行われない場合、製品がトライアル版として動作する場合もあります。このような場合には
ライセンスファイルをソース管理下から除外することもご検討ください。なお、当ファイルは.NET Framework が提供するサードパーティ製コントロールの
ライセンス管理機構で使用されており、製品独自の仕様ではありません。
- SPREAD for .NETはスレッドセーフではありません。
セル型全般
- 列ヘッダおよび行ヘッダは常に表示のみとなります。そのため、コンボボックス型セルやチェックボックス型セルなどをヘッダに対して定義した場合、通常の入力用セルに対して定義した場合と同様の動作を行う事はできません。
- 列ヘッダに対して任意のセル型(テキスト型セルなど)を設定した場合、ソートインジケータは表示されなくなります。
マスク型
- 数字を指定するマスク文字は「#」で、SPREADのActiveX版の「9」からは変更されています。SPREAD6ファイル(SS6ファイル)を読み込んだ場合は、自動的に変更されます。
- 全角文字を指定するマスク文字は「&」で、SPREADのActiveX版の「&&」からは変更されています。
SPREAD6ファイル(SS6ファイル)を読み込んだ場合は、自動的には変更されませんので手動で修正作業を行う必要があります。
- エスケープ文字には「\」を使用します。SPREADのActiveX版の「/」からは変更されています。
SPREAD6ファイル(SS6ファイル)を読み込んだ場合は、自動的には変更されませんので手動で修正作業を行う必要があります。
日付時刻型
- 日付の和暦書式には「平成16年」( ggyy年)の形式のみ設定できます。
SPREADのActiveX版で使用された、「H16年」「平16年」のような書式はサポートされません。
- 年号を使った和暦書式を使用する場合は、カレンダーを和暦(JapaneseCalendar)にした上で、日付書式(UserDefined)とユーザー定義書式を設定する必要があります。
- カレンダーの「西暦(英語)」は SpreadXMLファイルには保存されません。
- 日付書式に年を含まない月日(MM/dd)のような設定で使用した場合、年は最小値の0001年が使用されます。このため日付時刻型セルの最小値を「0001/01/01」に設定する必要があります。またこの場合、閏年(2/29)の入力ができません。
- 空白セルへの入力を開始すると自動的にシステム日付が設定されます。日付型セルでは完全な日付値を必要とするためSPREADによる自動補完機能が働きますが、この動作を抑制することはできません。
通貨型、数値型、パーセント型
- 有効な値は小数部と整数部をあわせて14桁までです。
- LeadingZeroプロパティの設定値のうち UseRegional は現在動作しません。No または Yes の設定をご使用ください。
コンボボックス型
- ComboSelChangeイベントでRowCountやColumnCountプロパティの変更やセル型の設定などを行なうと処理が不定になります。コンボボックス型セルのイベントでそれらの設定を行なう必要がある場合は、ComboCloseUpイベントをご使用下さい。
プログレス型
- テキストをプログレス型のセルに貼り付ける(Ctrl+V)と例外が発生します。プログレス型のセルのLockedプロパティをTrueに設定し、シートのProtectedプロパティをTrueにして、シート保護を有効にすることで回避できます。
ソート
- 昇順/降順共に、空白(未入力)セルは最後にソートされます。
- 同一データ(ソート範囲に複数の同一データが存在する場合)のソート結果は保証されず、ソート実行毎に並び順不定などの現象が発生します。このような場合は、SortInfoクラスの利用によって複数のソート条件を指定する必要があります。
- 自動ソート機能によってソートされるのは表示上のデータのみであり、実データの並び順(データモデル上の並び順)には一切の影響を与えません。そのため、Excelファイルへのエクスポート時にはソートされていない実データの並び順で出力されますので、このような場合は実データを直接ソートするSortRangeメソッド(SheetViewクラスメンバ)呼び出しを行うことで対応する必要があります。
デザイナ
- アセンブリの参照設定でローカルコピーをTrueにした場合は、SPREADデザイナを起動することはできません。
- データ接続の設定は最初のシートに対してのみ有効です。
- デザイナからはDataMemberプロパティの設定はできません。
- セル型ダイアログで日付時刻型を選択し、日付書式をTimeOnlyに設定した場合、デザイナ上でセルの時刻値をコピー&ペーストするとデザイナがスタックします。プロパティウィンドウから設定した場合は問題はありません。
- セルブロックを選択し、プロパティウィンドウからセル型を日付時刻型にした場合、セルブロック内の一部のセルのカレンダーを変更すると、セルブロックのすべてのセルに反映されます。デザイナを一度終了し、再度デザイナを表示した場合や、セル型ダイアログから設定を行なった場合は問題はありません。
表計算
- シートのAutoCalculationプロパティがTrueの状態で、複数のセルに循環参照を行なう数式を一度に設定する場合、各セルに数式が設定されるたびに計算が行なわれるため、結果として期待と異なる計算結果を取得する場合があります。このような場合は、数式設定の前にAutoCalculationプロパティをFalseに設定し、数式設定後にAutoCalculationプロパティをTrueに戻して下さい。
- SPREADのActiveX版で使用された「A#+B#」のような数式はサポートしていません。
- 数式で異なるシートのセルを参照することはできません。
「Sheet1!B2」のような書式をサポートしていません。
- 「CHAR」および「CODE」関数は、Unicodeベースです。ExcelではJISコードベースになります。
Excelインポート/エクスポート
- 対象となるExcelファイルが開いた状態でIsExcelメソッドを実行すると、例外が発生します。
- 罫線のうちExcelにエクスポートできるのは、ComplexBorderのみです。
- カスタム関数はExcelにエクスポートされません。
- 和暦書式は正しくエクスポートされません。
.NET Frameworkでは和暦の年を表すキーワード「e」をサポートしていないためスプレッドで和暦書式を設定する場合は、「gg yy/MM/dd」のようにします。
エクスポート時にはこの書式がそのまま出力されるので、Excelでは不正な値のように表示されます。この場合Excel側で書式を修正する必要があります。
- AlternatingRowsプロパティの設定はExcelにエクスポートされません。
- Excelファイルをインポートすると、Excelの最大行数の65536行がSPREADに作成されます。インポート後に必要な行数に変更して下さい。
- Excelで結合したセルに罫線を設定している場合、SPREADにインポートすると罫線の一部が設定されません。
- 印刷ヘッダ・フッタ(PrintInfo.Header/Footer)の以下の設定はExcelには出力されません。
- fs1〜fs9、f1〜f9まで
- フォントの下線設定(fu0、fu1)
- フォントの取り消し線設定(fk0、fk1)
- 日本語フォントの場合、斜体指定ができません。(fi0、fi1)
- 英字フォントの場合、太字指定ができません。(fb0、fb1)
このほか、ページ中央または左右へのテキストの表示位置を指定する場合は、フォントの前に指定して下さい。
フォントの後に指定すると、フォントの設定が反映されません。
【フォントが反映されるケース】
font1 = "/l/fn""MS Pゴシック""/fz""16""/fb0/fi0"
font2 = "/r/fn""Century""/fz""20""/fi1"
buf = font1 & "これは font #1 です/n" & font2 & "This is font #2"
FpSpread1.ActiveSheet.PrintInfo.Header = buf
【フォントが反映されないケース】
font1 = "/fn""MS Pゴシック""/fz""12""/fb0/fi0"
font2 = "/fn""Century""/fz""20""/fi1"
buf = font1 & "/lこれは font #1 です/n" & font2 & "/rThis is font #2"
FpSpread1.ActiveSheet.PrintInfo.Header = buf
- セルに設定した背景画やセルノートはエクスポートされません。また、Excelファイルのシェイプオブジェクトもインポートされません。
- デフォルト状態では、エクスポートされたExcelファイルに「シートの保護」が設定されますので、これを無効としたい場合には予めSheetViewクラスメンバであるProtectプロパティをFalseに定義しておく必要があります。(シート毎の設定が必要です)
SPREAD6ファイル(SS6ファイル)のインポート
- セルブロックにチェックボックス型セルが設定されているファイルを読込んだ場合、チェックマークはSPREAD6スタイルのイメージが設定されます。ただし先頭のチェックボックスのイメージは、SPREAD for .NETのデフォルトのイメージが設定されます。これはSPREAD6ファイル側に起因した問題で制限となります。
- SPREAD6でのデフォルトのセル型はテキスト型ですが、SPREAD for .NETでのデフォルトのセル型は標準型になります。
- SPREAD6で一度ロック設定を行なったセルは、ロックを解除してファイルを保存し直しても、SPREAD for .NETに読み込まれた場合は常にロックされます。これはSPREAD6ファイル側に起因した問題で制限となります。
階層グリッド
- 固定行に設定した行では、展開して子シートを表示させることはできません。
- 子シートでは、固定列・固定行を設定することはできません。
- Excelファイルのエクスポートでは親階層のみが対象となります。
印刷
- 出力結果はご利用のプリンタドライバに依存します。(実際の印刷/印刷プレビュー画面における出力結果の相違や、異なるプリンタ間における出力結果の相違を吸収するような機能はありません)
また、SPREADにおける印刷処理は製品独自のものではなく、基本的には.NET Frameworkによって提供されている各印刷処理を用いてその機能を実現しています。
- SheetViewオブジェクトが印刷対象となります。FpSpreadオブジェクトの背景に設定した画像やスクロールバー、シートタブ等は印刷されません。
- 階層グリッドの子シートは印刷されません。階層を閉じた親シートのみが印刷されます。
- PrintInfoオブジェクトのShowColorプロパティをFalseに設定した場合でも、印刷プレビューはカラーで表示されます。これは.NET Frameworkに起因しており、現在のところ制限となります。実際の印刷結果では正しい出力が得られます。
- Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- GrapeCity、PowerTools、はグレープシティ株式会社の登録商標です。
- SPREADは米国FarPoint Technologies社の商標ならびにグレープシティ株式会社の登録商標です。
- その他記載の製品名は各社の商標または登録商標です。
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